格言は必ずしも真理ならず

2002年の天声人語の「幸福はさまざまだが、不幸は驚くほど一様である」という言葉は、見事にアンナ・カレーニナの言葉と真逆。

こちらは松浦静山の「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」にも通ずる。

どちらが真理か考えてみた私なりの結論は「幸福も不幸も多様」。

これじゃ格言にならないが…。