一度経験すると景色が広がることって多い

選挙に行ったことのない若者をどうやったら投票に向かわせるか。 行かない理由の本音は『自分が投票に行っても行かなくても結果は変わらない』。 事実だけにモラル論で訴えても効果が出ていない。 『一度投票を経験すると政治に興味が出て成長する』そんな風に自分にメリットがあるって訴えたらどう…
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教育は”理解”させてなんぼ。

学習の定着率を7段階にランク分けするラーニング・ピラミッドって知っていますか。 定着率が低いものから、講義、読む、視聴覚、実演を見る、他者と議論、実践による練習、他者に教える、という順になるそうです。 今日の社員教育は、もっとアクティブ・ラーニングを実践しなければと考えさせられま…
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改善への取り組みを一過性に終わらせない

組織や国家は改善への取り組みを繰り返す。 5年前、10年前の取り組みを振り返ると、洗い出された課題と対策が今日直面しているものと大差ないことにため息が出る。 問題は一過性に終わること。 SNSのように流れるのではなく、毎年のアクションプランに引き継がないと一時の盛り上がりでまた潜…
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事前に論点を整理しておく。言うは易しで難しいか。

前に資料を配布している時、 「すでに目を通していると思いますので」との前提で会議を進めるのは、一見正しいが実態を無視して非効率。 逆に説明者が資料を棒読みするのももったいない。 要点を説明して、論点を示して議論に持ってゆくべき。 そのためには説明者が事前に要点を整理しておく必要が…
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後生畏るべし

子供向けプログラミング教室がブームです。 簡単なゲームを作って喜び、将来の夢はプログラマーって語る様子が微笑ましい。 でも、余裕をかましている場合じゃないぞ。 この年代からプログラミングに熱中する子供が大きくなったら、我々の比じゃないレベルになっているはず。 空恐ろしくも期待して…
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みんなが使っている言葉だからと言って…

自分はこだわり少ない派だがよく考えると嫌いな言葉も多い。その1つが”発展的解消”。 道半ばで悔しくも解散するのをきれい事で包む優しい言い方だけど、負け惜しみっぽくて自分では使わない。 もっと嫌いなのが”卒業します”。これまでお世話になった(残っている)人たちに失礼だなぁって感じま…
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思い起こせば、あの時のインパクトが今に生きている…

私が31歳の時に出会って、今の会社経営の基礎となっているのが「マズローの欲求5段階説」。第4段階の尊厳の欲求のさらに上に自己実現があるという考え方は新鮮でした。 もう1つは「マクレガーのX理論Y理論」。人間は基本的に働くことが好きというY理論は、以来、心のバイブルになっています。

発覚したときの対応スピードが重要

不正が見つかったときの企業の反応。1.そんなことはなかったと信じているとコメント。2.内部調査をやらざるを得なくなる。3.内部調査報告が身内に甘く、外部捜査に翻弄される。 この展開をさんざん批判してたのに、オリンピック賄賂指摘に対して政府や都知事が同じミスをしているのが情けない。…
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経営のスピードはトップの強い意思(大企業でも実現できる)

ゴーン氏の経営手腕は驚嘆すべきことが多いですが、今回、目を見張ったのはスピード。 昨朝、日経電子版を読んで度肝を抜かれました(前夜のTVより朝刊の方がネタが新鮮ということも驚き)。 水面下の交渉に長引き、途中でリークしておじゃんになる日本企業が多い中、決断の速さと発表後の素早い対…
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